HARADA HARADA

上司部下対談

上司と部下という関係ながら、
普段から活発に意見交換している2人。
違う側面を持ち、互いに学び合う姿勢から、原田の
理想的な上司部下やチームの関係が垣間見えます。

MEMBER

  • 吉田 憂奈

    フードマテリアルチーム
    2010年入社

  • 山尾 英世

    フードマテリアルチーム チームリーダー
    2001年入社

section 01

右脳派上司と、
左脳派部下。

吉田:

私たち、同じチームで働き始めてもう4年になりますね。私が今年入社9年目なので、原田産業でのキャリアの約半分は、山尾さんの下で積んだということになります。

山尾:

もうそんなに経つんだ。早いね〜。俺は2013年の秋頃にタイから東京に異動で、吉田は2014年の5月に東京に来たよね。

吉田:

そうですね。

山尾:

自分の場合、入社してから12年間やってきた仕事とは全く違ったから、ほぼ転職状態。かなり困惑してた。お互い東京に来てから、特にビール関係の仕事では、二人体制でかなり必死に取り組んだよね。

吉田:

そうでした。原田産業では普通1顧客を1人で担当しますけど、そのクライアントについては特別だったんですよね。前任者が退職されていたり、担当する業務が増えていたりして、これは2人じゃないと厳しいなということで。でも、確かに大変な思い出ばかりが浮かびますよね(笑)。新商品の開発案件プロジェクトが10件以上同時に動いていたりしててんやわんやでしたね。

山尾:

そうそう。吉田は責任感が強くて常に頑張ってたよね。その姿が励みになってた。営業的な仕事だけじゃなく、技術的な仕事も多かったから大変だったな。振り返ると、それぞれが得意な分野で力を発揮して、お互いの知識を補い合っていたっていう感じだったな。

吉田:

山尾さんがチーム全体を見ながら、うまくフォローしてくださっていましたよね。頼れる上司って感じでしたよ(笑)。

山尾:

それはありがとう(笑)。とは言え、何度も衝突したよね。

吉田:

ほんと、しょっちゅうぶつかっていましたね(笑)。

山尾:

でも、その方がいいと思ってて。上司部下という間柄に関係なく、本音で意見をぶつけ合えるのが大事だと思っていたから。

吉田:

はい。その通りだと思います。私たち、得意なところと不得意なところが真逆なんですよね。山尾さんは右脳派で、私は左脳派で。イメージで伝える山尾さんに対して、私はしっかり理詰めで話してもらわないとピンとこない。だから、漠然とした言い方をされても「何言ってるのかさっぱりわかんない」って状態でしたよね(笑)。

山尾:

俺は「なんとなくこんな感じ〜」で話すけど、吉田は言葉に正確だもんな。だから、特に最初の頃はやりにくかったんじゃないかな、と思う。俺もやりにくかった(笑)。でも、「わからない」で終わりにしないところが吉田のいいところ。自分が納得するまで何度も質問してくれたり、意見をぶつけてきてくれたり。そういうのは本当にありがたかったよ。お互いが納得できるまで徹底的に話し合うことで、同じ方向に向かって進んでいけたんだと思う。

吉田:

ちゃんと成果をあげたいと思っていたので、山尾さんに変に気を遣うのはやめようと(笑)。とにかく素直にぶち当たろうって。

山尾:

うん、そのおかげで互いに納得できつつ、すごくよい関係が作れたんだと思ってる。

section 02

互いの考えから、
互いに気づき
成長していく。

吉田:

そういえば山尾さんって「感謝」という言葉をすごく大事にされていますよね。それは昔からなんですか?

山尾:

そうだね、入社3年目くらいからかな。その頃、実はベトナムの縫製工場にすごく大きな発注ミスをしたんだよね。必要ないオプションが付いた製品が出来上がってきて。そのミスに対応するとき、当時は天狗になってて、自分一人でなんでもできると思ったんだよね。でも入社3年目の自分だけじゃやっぱり無理で。このままだと納期に間に合わない、どうする、ということになったときに、当時の上司の助けもあっていくつかの部署から20人くらい集まってくれて、仕様ミスをしていた製品を1つずつ直すことを手伝ってくれて。それでなんとか納期に間に合わせることができたんだよね。本当に上司や仲間に感謝した。自分1人で出来ることは限られているとも思った。そこから、常に謙虚でいることと、人への感謝を忘れないようになったかな。

吉田:

なるほど、そうだったんですね。実を言うと私は「感謝」って言葉をあまり意識していなかったんですけど、山尾さんと一緒に仕事をしていく中で、今では「感謝すること」を強く意識するようになったんですよね。東京に来てから忙しくて余裕がなくなったとき、周囲に対してぶっきらぼうになってしまうことがあって。それでも私を助けてくれる人が必ずいたんですよね。ぶっきらぼうになる自分に違和感を覚えて、ふと考えたんです。自分には何が足りないのかと。それが感謝の気持ちでした。感謝の気持ちを持ちながら発言することで、相手を大切にできるし、自分を大切にすることにも繋がるんだって気づけたんです。

山尾:

なるほど~成長したね。確かに言葉が尖るときあったもんな(笑)。

吉田:

ほら私、左脳派だから、すぐに正論をバーっと言っちゃう時が多かったんですよね。それこそ、裁判の判決みたいな言い方で。

山尾:

有無を言わせないよね(笑)。

吉田:

(笑)。でも山尾さんに「言ってることは正しいけど、それだけじゃ通らないよ」って言われて。自分の要求ばかりを押し付けても、相手には受け入れてもらえない。相手の立場を考えwin-winになるために話をするのが交渉じゃないの?って。これは私の中でも大きな気づきでしたね。

山尾:

相手が何を求めていて、相手にとってのベネフィットは何かを考えて行動するのって、営業をする上でも交渉をする上でもとても大事なことだからね。逆に俺は、吉田からいつも「なぜなんですか?」と質問されているおかげで、仕事に対する考えが前より深まったな。

吉田:

そうでしょうね(笑)。

山尾:

1つひとつの事柄に対して、毎回「なぜ?」と疑問を持ってくれるから、今まではなんとなく流していたことも、どうしてこうするのか、これで本当にいいのか、って論理的に考えるようになった。吉田に理解してもらえるように、イメージではなく理論で説明しなければならないし。

吉田:

確かに、イメージだけで話されても納得しないですもんね、私(笑)。

section 03

混ざり合う
個性で作る、
理想のチーム

山尾:

いま「感謝」って言葉が出たけど、俺は学生時代にバスケやアメフトなどのチームスポーツをやっていたこともあって、「チームとしてやっていく」ことや「共感する」ということも大切にしているんだよ。だから部下それぞれの個性や、やりたいことを理解して、それを生かせる場を作ってあげたいと思ってる。

吉田:

確かに、それはすごく感じます。密にコミュニケーションをとることで、私たちの本音を引き出してくれますよね。だから私たち部下も、遠慮せずに思ったことを伝えられるし、衝突しても後々まで引きずらない(笑)。

山尾:

自分のポリシーは「共感・成長・貢献」。だから、上司・部下に関係なく、同じチームのメンバーとして、お互いを高め合う関係性を作っていきたい。吉田は吉田で個性があるし、自分も自分で個性がある。バラバラで好き勝手にやっていくんじゃなくて、個性を尊重、想いに共感しながら仕事に取り組んでいくことで互いに成長できるし、周囲にも貢献できると思うんだよね。

吉田:

それと、山尾さん、ゴール・目的を持つことが大切だってよくおっしゃいますよね。私は1つひとつ緻密にこなしていくんですが、その反面、目の前のことだけに集中しすぎて、本質や目的を見失ってしまうことがよくあったんです。だから山尾さんから「ゴールは何なの?」とよく聞かれて、いつも本質と目的は何なのか考えていましたよ。

山尾:

そうそう。俺はどんな仕事でも、本質や目的はしっかり見据えたいと思っていて。ただ、そこまでの過程は右脳派らしくホワ〜っとしたイメージが強い(笑)。だから吉田のように理論立てて緻密に取り組んでくれる人が必要なんだよ。その関係性の中で自分の個性を知り、相手の個性を知り、互いに補い合いながら高いパフォーマンスが出せたら、最高だと思う。

吉田:

確かにそうですね!やっぱり、右脳派の上司と左脳派の部下の私たちがうまくやっていけているのは、こんな風になんでも素直に話せる関係性ができているからですよね、きっと(笑)。

山尾:

間違いないね(笑)。感謝しています!

「ほんと、しょっちゅう
ぶつかっていましたね(笑)。」

「とは言え、何度も
衝突したよね。」